皆様、お待たせいたしました。
本日、「松坂プロジェクト」のクライマックスである
「変身フェーズ」が実施されました。
「松坂プロジェクト」のこれまでの流れを
ざっとおさらいしておきますと、下記のようになります。
1.会社に松坂大輔投手にそっくりな後輩(松坂くん)がいる。
2.本人は「似ていない」と主張し、入社から4年間、
まったく似せることをしてこなかった。
3.天性の容姿を持ちながら、これではもったいなさすぎるので、
髪型・眉・服装を一度完全に似せてみようと提案。
4.松坂くんの芸名(?)を「松坂小輔(こすけ)」と命名。
5.本人は渋っていたが、突然一転して、
「本企画やります!!」という力強い返答。
6.じゃあ、やりましょう!で、本日。
詳細は、こちらをご覧下さい。
「松坂プロジェクト」
「松坂プロジェクト」始動!
今週土曜は、松坂小輔の日
まず、ある美容室へ
朝の10時、松坂くんの髪をセットしてくださる、
Kさんの働いてらっしゃる美容室へに行きました。
お店の前で、現在の松坂くんの写真を撮影しました。
後で、ビフォー・アフターが分かるようにするためです。
「本企画やります!!」と返信をくれたにもかかわらず、
本人は、ご覧の通りのテンションの低さ。
ヒゲは、半月ほど前から、剃らずにいてもらっていました。
松坂くんと美容室に入店。
Kさんにご挨拶をしてから、あらかじめプリントアウトして持参した、
松坂の写真をお渡しし、
「完璧な『松坂』をよろしくお願いします」
と言って、僕は外で待つことにしました。
近くの喫茶店に入り
近くの喫茶店に入り、セット後の行動計画を練る。
1時間ほどすると、
イガラシイッセイ氏から電話。合流することに。
イッセイ氏と近所をうろうろして、
松坂くんからの完了報告まで、時間を潰しましたが、
開始から2時間が経過してもまだ終わりませんでした。
僕が別の美容室へ行ったとき、カットとカラーを合わせて、
だいたい1時間半を要したので、2時間以上かかるということは、
もしかすると、難しいことになっているのではないかと思いました。
「『木村拓哉』にしてください」とか、
「『小池徹平』にしてください」というのは、あると思うのですが、
「『松坂大輔』にしてください」
というのは、前例がないと思いますし、
写真だけを見て「松坂大輔」そっくりにできるのだろうか。
逆に似なくなってしまったらどうしようとか、
少し心配になってきました。
外から見た様子。まるでマウンドに上がる前の
精神統一をしているかのような、ピンと伸びた背筋が印象的。
2時間半したところで、ついにセットが完了し、
「松坂小輔」が、その姿を現しました!
それでは、とくとご覧下さい、
これが、長い年月「似せてこなかった」松坂くんが、
本気で松坂に近づいた、姿です!!
松坂、来たーーー!!
もう笑うしかない。
どうですか、この似方。
リトル清原やプリティ長嶋たちの遥か上を行ってます。
これが「小輔クオリティ」です!僕は笑いが止まらなくなりました。
Kさん、本当にありがとうございました!!
Kさんの技術がなかったら、ここまで行けなかったと思います。
眉毛も写真通りに、カットして頂いて、
髪と合わせて染まっていて、完璧でした。
そして、松坂くんは「かなりカッコよくなった」と思いました。
なんか、サッパリして、目元もシャープになって、
普通にモテそうになっていたので、少しだけ嫉妬しました。
ガストで昼食。
お昼を過ぎていたので、ファミリーレストランのガストに入りました。
午後1時で、満員だったため、順番待ちのリストに名前を書くことに。
ここまで、すべて計画通り!
もちろん、
「松坂」
と記帳。数分後、「4名でお待ちの松坂様」と呼ばれましたが、
ウエイトレスさんの反応はいまいちでした。残念。
しかし、我々のテーブルの背後に、
高校球児の6名ほどの団体がいたのですが、
彼らの小声で交わす会話を、聞き逃しませんでした。
「やっぱ似てるよな」
「松坂?」
「ちげーよ!」
このとき松坂くんは、赤い「RED SOX」Tシャツを
白いYシャツの内に着ていたのですが、
松坂くんが、ドリンクバーに行くたびに、
背後がばっちり透けて見えていました。
そこには、
「MATSUZAKA」
の文字と背番号「18」。
高校球児が「ちげーよ!」というのは、よく分かります。
なぜなら、本物の松坂はアメリカにいるはずですし、
仮に帰国していたとしても、
「祖師ヶ谷大蔵のガスト」
には行かないと想像するからです。
さらに、松坂本人が「MATSUZAKA」
というシャツを着ているというのも不自然。
しかしながら、松坂くんの似方が、超越しているので、
どうしても、本人かと疑ってしまうのです。
そして、我々の両隣のお客さんたちも、
なんどもチラ見をしていましたし、
カップルは、松坂について語っていました。
祖師ヶ谷大蔵のガストは、松坂一色となりました。
ハンバーグセット的なものを食べて満足。
どう見ても、数億稼いでそうな貫禄。
人は、数時間で、ここまで雰囲気が変わるものなのだ!
大蔵運動公園へ
やはり松坂といったら、ピッチング。
公園へ行って、ピッチングをしてもらうことにしました。
通り過ぎる人は、たいてい、
松坂くんに目が釘付けになりました。
写真だけ見ると、今にも「ジャイロボール」を投げそうですが、
松坂くんは、野球経験ゼロというのが、笑ってしまう。
見かねた後輩(野球経験あり)が、
「RED SOX」の松坂に、「投げ方」を教える。シュール。
キャップを被って、キャッチボール。
体の回転がほとんどない、女子のような投球。
そして、遠くの方から、こっちをずっと眺めている
おじさんを発見。
凝視していました。
公園内の大人も、子供も、松坂くんを発見すると、
「え!?」という感じで数秒動きを止めて、
目で彼を追う動きをするのが、おもしろかったです。
サイン。
最後の締めくくりとして、松坂小輔くんより、
サインを頂くことになりました。
今にも書き出しそうで、書き出さず、
「真っ白のところに書くのは……」とか、
「どうやって書くんですか?」とか、
「どっちに日付を書くんですか?」と、
「あー、緊張する」と、
松坂らしからぬ優柔不断を、炎天下の下で数分続けた末、
「いいから、さっさと書けよ!」
と叱られていました。
世界の松坂が、さっさとサインしろと叱られている。シュール。
「ひたむきに」というのは、
松坂大輔投手の本にあった言葉です。
サインは、「松坂小輔」と書いてあります。
抽選で1名の方に、
「松坂小輔サイン色紙」をプレゼントします。
それから、松坂くんは、恋人募集中のようなので、
皆様、よろしくお願い致します。
まずは、合コンのお誘い等、
「しーなねこ」の方にご連絡ください。
今後について
これからの「松坂プロジェクト」では、とりあえず、
「ナニコレ珍百景」には応募をしてもよいと、
松坂くんから許可が出ましたので、応募したいと思います。
次の金曜日は、「笑っていいとも!」の
「身内自慢コンテスト2008 in Summer」に出ませんかと
言ったのですが、こちらは、朝の9時半にアルタ前にいて、
オーディションを受けないといけないので、
業務の都合で行けないとのことでした。
「午前半休」してオーディションを受けて、通ったら
「全休」にすればいいと思っていたのですが、無理そうです。
というか、松坂くんなら、「松坂小輔」を業務にして、
テレビに出てネタをしたり、再現VTRに出たりして、
暮らしていけるんじゃないだろうか。
それは冗談として、今日は、本当にありがとうございました。
素晴らしいコンテンツができました。
「カイシャインズ」より早く、テレビデビューするかもしれません。
これをご覧になった方、よろしかったら、
こんな松坂にそっくりな男がいるということを、
宣伝してくださいますと、何か助かります。
共に「松坂プロジェクト」を盛り上げていきましょう!