カラスにやられたが、それも許そうと思った。

金曜から、母と妹が旅行に出かけていて、
家に僕だけだったことに、朝起きて気付きました。
今日はゴミの日なので、ゴミを出しておいてください。
というメモがあったので、「ゴミの日」なんてあるのか、
人間界にはよくできた仕組みがあるものだと思って、
ゴミ袋を取りにベランダに出たら、




ゴミ袋がずたずたに裂けていました。




これは、昨日の昼から明け方の間にカラスが来て、
ゴミ袋を破いたか、または、妖怪ふくろやぶりが出たかの
どちらかだと思いました。
妖怪ふくろやぶりについて、補足しておくと、
身長3メートル、体重200キロのヒゲ面の女で、
30センチもある真っ赤なマニキュアを塗った爪で、
給料袋、ゴミ袋、玉袋等を破いて山に帰っていく、
島根県でよく見られる妖怪(スピリットともいう)です。


それでよく考えて、カラスだということになりました。
この前、植木鉢に乾燥したパンの耳を入れていた時は、
かわいいことをするものだと、少し心を動かされましたが、
ゴミ袋をずたずたにされたら、かわいいなんてものではなく、
僕の精神の猫の部分がカーッと燃え上がり、
今度は、カラスをずたずたにしてやろうと思いました。


ゴミ袋を新しい袋に詰め替えて、
散乱したゴミを拾って、1日の最悪な始まりだぜ、
と思いそうになりましたが、ここでそう思ったら負けなので、
超ハッピーだと、自分に言い聞かせました。



それから、

ジムに行って走って、身体と脳に血液を送って、
汗を出して、水を飲みました。ジムで運動している間に、
革靴の擦り減った踵と、しおしおになった紐を交換して、
ピカピカにしてもらいました。
「踵の擦り減りは、心の擦り減り」
という言葉が浮かんだので、メモしようとしましたが、
メモするほどでもないと思ってやめました。




その後、

本屋に行って村上春樹氏の何でしたっけ。
『1894』のような、そうだ『1Q84』でした
(1894年は日清戦争が勃発した年でした。
覚え方は「一発急所(1894)に日清戦争」、
その10年後に日露戦争です。覚え方は、
「ひとつくれよ(1904)と日露戦争」です。
ちなにに、どんな戦争だったのかはサッパリわかりません)。
ぜひ読みたいと思ったのですが、分厚くて1800円もして、
上下巻なので、しばらく様子を見ることにしました。


レンタルDVDをツタヤに返却して、
百貨店の10階にあるインドカレーの店で、
エビカレーとチキンとナンを食べて、ラッシーを飲んで、
穏やかな気持ちになったら、
カラスのことも、妖怪ふくろやぶりのことも、
まあ許そうと思いました。