M−1の後、先月、宇宙的な飲み会でお会いした、
mocoさんと恵比寿でお会いしました。
僕は即興音楽みたいなことをやりたいと、
最近、思っているのです。
なぜ思っているかというと、実は8月に、
ある方からライブの依頼を受けていたのです。
そのライブにはメインの方がいて、
メインの方の前に、少し、僕らのバンド「ぼくはみていよう。」が、
5曲くらいやってみないかとなっていたのでした。
それで何があれだったかというと、
そのメインの方が、すごく高名なアーティストの方で、
「これは洒落にならないぞ」と、僕は途方に暮れていたのです。
結局、先方のスケジュールの都合で、ライブは流れたのですが、
そのとき、僕はホッとしてしまったのでした。
で、ホッとした自分に腹が立ったのでした。
下手でもいいので、自分のトーンのある、
きちんとした作品(曲)を用意したいと思ったのでした。
話を戻しまして、
mocoさんと、どんなことをやるかのミーティングをしました。
mocoさんは、フランスのリヨンで、
現代音楽の作曲の学んでいる方で、
とても興味深いお話をたくさん聞かせてくれました。
僕がこれまで抱いていた「音楽」に対しての
固い思い込みみたいなものが壊されて、
新しく「音楽」というフレームが、頭に入ってきて、
心がわくわくしてきました。そんなのもありなのかあと。
例えば、これは有名だと思うのですが、
「4分33秒」という無音の音楽とか、楽譜が絵だったり、
乱数とか、プログラミングとかそういうのも混ざって、
すごくおもしろそうだと思いました。
僕は音階が分からないから、
音楽はできないと思っていたのですが、
なんとかなるんじゃないかと。それでアイデアが出て、
ひとつ、「これはぜひやりたい」と思うようなことができました。
今後、mocoさんや、バンド「ぼくはみていよう。」のメンバーと、
進めていきたいと思います。
お笑いだったり、小説だったり、いろんなことに、
共通することなのかもしれません。