「一眼バトル in 月島」の写真を公開しました。

一眼バトルの写真をアップしました。
ぜひ見てみて、それから投票してみてください。
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工夫のないサイトで、すみません。


そうだ、投票の締切りを決めていませんでした。
来週の水曜の昼までとしたいと思います。



しーなねこ覚え書

「カニッツァの三角形」というのがあって、

これなのですが、
パックマンみたいなのが三つあるだけなのに、
脳は、ここに三角形があると認識するのです。
事実、三角形はないのに、脳の中にはある。
脳の中の、三角形を見たときに反応する部分が反応するそうです。
それは赤ちゃんでも誰にでもある、逃れられない反応。


こういうことなのではないかと思ったのです、
表現するということは。

「知つてゐることしか解らうとしない」
俗衆の性格は、これは如何ともし難いであらう。たゞ
「知らぬことを何時の間にか知つてゐるやうな気にさせる」
芸術の妙味をこゝで指摘するまでもなく、
演劇の秘訣も亦そこにあることを忘れてはならぬ。
終つて、考へさせること、教へることは、
演劇にあつては、禁物とは云へぬが、条件づきでそれが許される。
考へるための努力をできるだけ軽減させること、
教へる風をしないで、自然に発見させること、が、これである。
岸田國士新劇の黎明』より)

美しさは、人から指定されて感じいるものではなくて、
自分で、自分ひとりで、ふっと発見するものです。
「晩年」の中から、あなたは、美しさを発見できるかどうか、
それは、あなたの自由です。読者の黄金権です。
だから、あまりおすすめしたくないのです。
わからん奴には、ぶん殴ったって、
こんりんざい判りっこないんだから。
太宰治「晩年」に就いて


感情や風景などのシーンを描く。
そのシーンは、読者にとって特別なものに思えるように。
たとえば、シーンが三つ描かれると、
読者の心の中に、どこにも書かれていない、
三角形のかたちをした物語が浮かび上がる。
事実、存在していないのに、人類共通の本能的な機能で、
読者の意思と関係なく存在することになってしまう、
無意識から立ち上る強力な何か。
そういう普遍的なものと、その作り方に興味があります。
で、その例のひとつが、神話だったりするのかもしれません。