パウル・クレー展、ちょうちん、寄席、タイ料理。

土曜日、東京国立近代美術館
パウル・クレー展へ行きました。
その前にカフェで食事をしました。


この日は、なぁぽんさんから頂いたTシャツを着ました。
「捨てる服があったら、しーなねこに送ってみませんか」
という企画をやっていて、頂いた服を着ているのです。
捨てようとしている服だから、変なデザインだったりして、
おもしろおかしくなると予想していたのですが、
いまのところ、おかしなことにはなっていません。
それって、企画的にどうなんだろうと思いましたが、


普通に、ありがたい!!




ひのじさんと行きました。


パウル・クレーは、一八七九年から一九四〇年まで生きた
スイスの画家で、たくさん作品がありました。
作品から強烈な霊感が流れ込んでくるのですが、
その裏にはクレーが発明して磨き上げていった方法論が、
精密に構築されていて、しかも方法論はあくまで方法論で、
感性を超絶に高めて芸術を出しているからだと感じました。


僕は宇宙的な作品に特に惹かれました。
家に帰って、松岡正剛氏のブログに
クレーの『造形思考』について書かれているのを読んで、
なるほどと思いました。スペーシャル・オーガニズム、
空間的有機体への確信というものがクレーにあったそうです。

無理にでも分割しようとすると、
その引き離された部分は死滅してしまうのだ。
分割できなくて融合していることが、
本来のインディビデュアリティなのだ

わかるー、などと言うとおこがましいですが、
UFOを見たり宇宙と一体化した経験があると、
そういうのを表した絵が、よくわかるのです。




美術館を出て、飯田橋のちょうちんという居酒屋に入りました。
狭い店でしたが、料理も酒もうまかったです。
刺身盛りやメンチカツである程度満たしてから、
塩辛、蟹味噌、タラコを肴にして、日本酒を二合ほど飲む。

日曜は、

三遊亭楽市さんという方が出る寄席に行きました。
場所は月島の鶴ちゃんという飲み屋。店内に席を設けて、
落語が二つと、吉本興業のガリットチュウさんが出て、
九十分の内容で、笑いました。おもしろかったです。


この会はあまやんさんに教えて頂いたのでした。
桃太郎シリーズの生みの親、さくまあきら先生が
いらっしゃるということだったので、
「リアル桃鉄というのをやっている者です」
と名刺と、へもいっこシールをお渡ししました。
さくま先生は、
「あの変な服(貧乏神Tシャツ)着てやってる人?
いろんな人から聞いてるよ」
と言ってくださって、僕は感無量でした。


それから、何年か前に漫才の時に知り合った
てらこさんとも、偶然にお会いしました。びっくりしました。
あまやんさんは、会社員の傍ら「住み歩き」というのに
チャレンジ中で、おもしろいことをしているなと感動しました。
みなさん、どうもありがとうございました。


ちなみに、この日は頂き物の真っ赤なシャツを着ていました。


月島から、三軒茶屋へ移動して、
イッセイ氏、あゆみんさん、ひのじさんと軽く飲みました。


日曜は、

昼過ぎまでのんびり過ごして、
カオタイというタイ料理屋へ行って食事しました。
バイキング形式で、めいっぱい食べました。うまかった。
僕は、タイ料理が、どういうわけか大好きです。


夕方に家に帰ったら先日注文していた本が届いていました。

さっと部屋着に着替えました。これも頂き物です。

上、ひのじさんのシャツ。
下、hassyさんからのパンツ。


これで外に出れば、いいのかな。