10月と11月にあったことを書いておこう。
Twitterに書いておくと、いつ何をしたかわかって助かる。
さかのぼりますよ~
10月17日
大船のおでんセンターへ行ったのだった。
イガラシ夫妻と小宮山さんとで行ったのだった。
居酒屋という雰囲気でもなくて、家庭的という感じでもなく、
スナックっぽいというのだろうか、
とにかくうまくて安いよいお店だった。
おでん以外にもハンバーグとか唐揚げとか、
ひと通りそろっていてそれぞれポテトサラダが
しっかり乗ってくるのでポテサラを注文する必要がない。
大きなお皿にこれだけのって800円とかだった。
10月16日
会社の同僚のNさんとieame君とで、
鶴見線の国道へ行って飲んだのだった。
国道駅の高架下に「国道下」という居酒屋がある。
戦後からずっとある居酒屋で、昔は辺りにも店があったらしいけど、
いまは国道下だけになっている。いつも常連さんでいっぱいで、
ぼくらが行ったときも入れなかったのだけど、
マスターが折りたたみのテーブルと丸椅子を出してくれて、
そこで飲んだ。まだ寒くなるぎりぎり手前の季節だったので、
ちょうどよかった。風情があって、ちびちびとビール中瓶を飲む。
戦争中に飛行機が飛んできて撃ったという
銃弾のあとがトンネルの入口にあって、
マスターに案内してもらって見た。
10月20日
以前に小説教室で一緒になった
ひんやりデブさん(女性)が、新宿のゴールデン街の
ある店で週イチでママをされているというので、
イガラシイッセイ氏と行ってきた。
教室で一緒だったMさんも来店していて、
いろいろお話しながら飲んだ。ひんやりさんが、
カウンターの中でテキパキ働いているのを見てるだけで、
なんだかおもしろくってしょうがなかった。
店はにぎわっていて、2時間ほどで出て、
2軒目の焼鳥屋に入った。「ポヨ」という店で、
えらくうまかった。お通しのブリだったかなにかが、
ボリュームがあって、お通しで小腹が満たされてしまうほど。
Mさんの謎だったプロフィールを聞いてびっくりした。
ゴールデン街は巨大な文化祭のような印象だった。
10月24日
「こすぎの大学」という武蔵小杉でやっている
ソーシャル系大学で知り合った方々にお誘いいただいて、
若狭の梅酒を飲む会というのに参加してきたのだった。
福井県若狭町は梅が有名で、梅酒作りに力を入れている。
ストレートで飲ませていただいたのだけど、
とろりとしていて甘さがひかえめで超うまい。
若狭町についての観光情報などもレクチャーしていただいて、
とても満足した夜だった。福井県に旅行に行きたい。
若狭の梅酒を通販で2本買った。いまもちびちび飲んでいる。
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10月26日
グルメなYUさんにお誘いいただいて、
祐天寺で焼き肉を食べたのだった。
おのしゅうさんと、ライターの朝井さんも。
ちょうど朝井さんの本が発売された直後だった。
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いろんな人からリサーチした内容をまとめた本で、
とても売れているらしい(増刷もかかったそうです)。
YUさんは仕事はもちろん、仕事以外でも、
ものづくり系の団体で活躍をしていたり、
おのしゅうさんもいろいろとやっていて、
よい"気"の流れを感じた。あとやっぱり、
「すべらない肉コース」の肉がうまかったのがよかった。
10月はいろいろ食べたり飲んだりしたな。
すこし内蔵に疲労がきた感じになった。
おもしろかった本はこれ。古本しかない。
![フロイト家の日常生活 (20世紀メモリアル) フロイト家の日常生活 (20世紀メモリアル)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41DBZDK833L._SL160_.jpg)
- 作者: 石光泰夫,石光輝子,デトレフ・ベルテルセン
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米国人のジャーナリストがパウラを中心に話を聞いて、
フロイト周辺の人の話や、様々な文献や手紙とかを見て、
パウラがフロイト家に勤めるようになってから、
息を引き取るまでがまとめられている。興味深く読んだ。
精神分析的なことはほとんど出てこないのだけど、
他の本と合わせて読むと、
なるほどと思うような箇所がたくさん出てきた。
パウラがフロイト家に入ったとき、
すでにフロイトは老人で、上顎洞をわるくしている。
別荘へ旅行したり、キノコ狩りに行ったり、
チャウチャウをかわいがったりするフロイトの
人間らしいエピソードが読めてうれしい。
第二次世界大戦で、ユダヤ人のフロイト一家が追い詰められ、
ロンドンに亡命するのだけど、そこなんかは超ヒヤヒヤした。
本の中盤でフロイトは亡くなってしまい、
筋は娘のアンナ・フロイトとの関係に移っていく。
ナポレオンの親戚の皇女マリー・ボナパルトや、
ティファニーの令嬢ドロシー・バーリンガムや、
出てくる人たちがみんなすごいのだけど、そういう人たちの中で、
パウラ自身の役割や執着や名誉欲みたいなものが
歳とともに激しく息苦しくなっていく様子は、
読んでいて悲しいけど、よくわかるのでもあった。
話は全然変わるけど、無印で低反発のふっくらした枕と、
さわり心地のいい枕カバーを買ったのだった。
とても気に入っている。うっとり。