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日曜のこと。吉祥寺の陶芸展。渋谷の破滅ラウンジ。

日曜は吉祥寺へ行ったのでした。
吉祥寺で人気のカレーのお店に入りました。



カレー食堂「リトルスパイス」。


東急の裏側の道を行くと、
小さいビルに小さい入口があるのです。
外でもカレーのいい匂いがしているのですが、
ひとり分の幅の階段をとことこ上がっていくと、
うまそうでたまらなくなってくるのです。


小じんまりとした店内でしたが、
時間が三時頃だったので割と空いていました。
で、隣の常連らしいお客さんが、
「チキンクリームカレー」
と言って注文したので、真似して頼みました。



チキンクリームカレー、優しい味で、
はああと、ため息が出るほどうまかったです。
おいしいものって、量が少なめでも満たされますよね。



それで、

なぜ吉祥寺に来たのかというと、
カレーを食べに来たわけではなく、
この前に駅伝に出場したのですが、
その時の駅伝チームの三遊亭金也師匠の奥様が、
陶芸の先生をされていて、
東急の八階で展覧会だったのです。


まいこもりすさん、のじさん、S原さん、Eじさん、
アキレス腱が切れたおのしゅうさんも松葉杖で来ました。


数十種類の展示はどれも美しくて感動的でした。
色は土のものや、赤っぽいもの、金の光沢のものと様々で、
形はお香を立てる器や、ランプ、カップなどがありました。
和風の雰囲気で、かわいいお花の模様が描かれていて、
マグカップとかもあり、明るいエネルギーを感じました。
それから、全体的に丸っこくて、
ユーモアを感じる作品たちでした。


おもわず、五千円のカップを買いました。
手に持った瞬間にしっくりきてしまったのです。



しっかりした作品を部屋に置いておいたり、
実際に使ってビールを飲んだりするのは、
普通のグラスで飲むよりずっと豊かな気持になりますね。



その後、

皆さんとキリンシティーに行ってビールを飲みました。
かるく飲んでからお別れして、
おのしゅうさんと渋谷に向かいました。


渋谷で何かイベントをやっている、
という情報を春昆布さんより得ていたからです。
で、五時過ぎに渋谷に到着。
春昆布さんと、春昆布さんの大学の同級生のyouzakaさん、
ひのじさんと合流しました。ひのじさんとは
三日連続で会ってる気がします。


そして驚いたのは、youzakaさんは、
僕がいつもお世話になっているkasahiさんの
会社の後輩にあたっていたということで、
あちこちで繋がっていくのだなあと思いました。


イベントは破滅ラウンジというもので、
ネット社会の凝縮された破滅的な空間を再現したものでした。



(ひのじさん撮影)


入ってすぐに耳を塞ぎたくなるような爆音と、
汗の匂いがして、さらに布団があったり、
あちこちに寝ながらMacBookをいじっている人がいて、
壁にはあれな感じのテキストが流れていて、




「うわあ、破滅だわ」




と思いました。
たしかにこういうのもありだと思いました。
はっきり言って嫌悪感があったのですが、
嫌悪感を催させる作品は、すごいと思います。
好きの反対は無関心だ、と何かで読みましたけど、
嫌いになるものにも強いエネルギーがあって、
それは何か僕が無意識で遠ざけようとしているもの、
例えば磁石の同じ極のようなものが
僕の中にあるからではないかと思うのでした。
だから嫌いですけど、興味深い。
また、このイベントでは、
何か技術的な試みもしていたようなので、
それはもっと下調べしておけばよかったと思いました。
展示を見て疲れて座っていたら、
イナガキくんが現れて行動を共にしました。


その後、居酒屋天狗に入りました。
天狗には、どういうわけか三日連続で入っています。
色々な興味深いお話をして帰りました。


とにかく、金・土・日と、
たくさん見たり感じたり話たりして、
頭の中に情報を詰めて分類してラベリングしてと、
とても有意義な日々でした。
おかげで、本日、月曜は抜け殻のようになって過ごしました。
もっとたくさん触れて話して何かにしたい、
僕も頑張らなくては!と思いました。


遊んでくれた皆さん、どうもありがとうございました。