12:30 まだ蓬莱
イッセイ&よしこペアが「宴カード」という、
酒を飲むまで移動できないカードを出したので、
アルコールを探すことにしました。
しかし、ホームには僕しかいませんし、
周辺に店らしきものは1軒もありませんでした。
改札の駅員さんに、
「この辺にお店はありますか?」
と聞いたら、
「蓬莱には何もないよ」
と断言されました。えええええ。
自販機くらいあるのではと、駅を出てみましたが、
本当に何もありませんでした。
諦めかけたときでした、地元密着型の食事処を発見。
中に入って、ビールだけを注文しました。
隣のおじさんは、蕎麦食べてました。いいなあ。
瓶ビール1本飲み干して、とりあえず、宴(?)は完了。
13:45 おごと温泉(USJまであと13駅)
「堅田」から快速に乗れば、1駅で「比叡山坂本」に行けたのに、
「おごと温泉」の「温泉」という文字に惹かれて、
鈍行に乗ってしまったのです。
そしてさらに、ここ「おごと温泉」で、
とんでもないことに巻き込まれてしまったのです。
「堅田」から乗ってきた、
Tさんという男性(僕より年下)が、話しかけてきたのです。
そして、話しているうちに、
「おもしろそうなことしてるな」
ということになり、
「暇だからついてくわ」
ということになったのです。
ビールを飲んで、気が大きくなってたのか、
ずっと話し相手がいなくてさみしかったからか、
「どうぞ」と言ってしまいました。
「おごと温泉」で出たカードは、
「ランチカード」
(食事をしてもよい)
だったので、食事して温泉に入れると思って、
近くの温泉まで歩いていくことにしました。
もちろんTさんも一緒に。
Tさんは、おごと周辺のキャバクラについて話し、
東京のキャバクラについて聞いてきたり(知らないよ!)、
ドラゴンボールやキョンシーの登場人物について、
熱く語り続けていました。
予想以上に時間がかかり、30分ほど歩いて、
温泉施設に着いたので、
「じゃ、ちょっと入ってきます」
と、中に入ろうとしたら、
「おれはさっき、風呂に入ってきたからいい。
それより、さっきの中古ビデオの店行こう!」
と言い出しました。
「ここまで来たのに入らないんですか!?
じゃあ、お昼だけでも食べませんか」
と提案したら、
「昼もさっき食べてきたからいい。
それより、さっきの中古ビデオの店行こう!」
と強引に、中古ビデオの店に行かされることになりました。
中古ビデオ店で「これはパソコンで動くの?」みたいな
質問をされて、30分ほどTさんの商品購入に
アドバイスをしたのち、ようやく
「おごと温泉」駅に戻ることができました。もうへとへとです。
時計を見ると、合計1時間半を、何もせず無駄にしてしまった。
もーダメだ!!この人に付いて回られると、
時間がなくなって、負けてしまう。
そう思ったとき、雷に打たれたような衝撃と共に、
すべてが、ハッキリ分かったのです。
そう、Tさんこそは、
「リアル貧乏神」だったのです!
いろんな妨害工作で、プレイヤーを散々な目に遭わせて、
進行を遅らせる。Tさんにはわるいですが、
リアル貧乏神としか思えません。
なんでトップの僕に付くのさ!
とりあえず、サイコロを振る。Tさんに、
「1は勘弁してくれよー!」
と言われる。あんた関係ないでしょ!