先日、たいへん頭が痛くなって、
ついに頭の血管が切れてしまったと思って、
会社を休んで脳神経外科に行ったのです。
保険証を出してしばらくしたら、
レントゲン室に案内されて、台の上に仰向けに寝ると、
機械の中に取り込まれて、ヴイーンヴイーンと頭の周りで、
何かが回転して、輪切りにするやつだと思いました。
5分くらいかかりました。
先生のところへいくと、僕の脳の写真がモニターに映されていました。
「脳に異常はありません」
と言われました。
「血管、切れてませんか?」と聞くと、
「切れてたら、それどころじゃないですよ」
「そういうものですか」
「どう痛いですか」
「この背中から後頭部にかけて」
手で痛いところを示しました。
「仕事は忙しいですか」
「はい」
「パソコンを使うお仕事ですか?」
「はい」
「肩こりです」
肩こりでした。自分でも、
「この背中から後頭部にかけて」
と言った時に、あ、これは肩こりからくる
いわゆる緊張性頭痛だわと思いました。
血管が切れてなくてよかったです。