三十三になった。しっかりやりたい。

週の前半は風邪気味で、後半は胃が痛かった。
胃、と言ったけど胃じゃないかもしれなくて、
肋間神経痛かもしれないのだけど、わからなくて、
病院を探したのですが、土曜で四件とも休診だったので、
台湾式マッサージに行ったのでした。


足ツボを中心に三十分、上半身を三十分。
いたたたたとなったけど熟練していて本格的で、
全身に血が巡って、すごくよかったです。
で、そのあと、ぐっすり眠りました。


翌日、首がいたくなっていました。
マッサージは首をほとんどやらなかったので、
関係ないと思うのですが、寝違えたようでもなく、
ただ首が痛かったです。

二月十四日。

三十三歳の誕生日でした。
たくさんの方からメッセージを頂きました。
しーなねこ氏お誕生日おめでとう2012
東雲さんにまとめて頂きました、ありがとうございます!


温かい言葉、励まして頂いたり、
期待して頂いたり、応援して頂いたり、
すべてありがたく拝見して目頭が熱くなりました。
いろいろおもしろいことをやるぞ!
と決めました。


昨年七月に会社内で異動になってから、
新しい業務に慣れるために時間を多く費やして、
慣れてきたかと思ったら、プロジェクトが本格化したり、
マシンのトラブルなどが相次いで残業が増え、
おもしろから遠ざかっていました。
具体的には、かつて目黒の居酒屋「よし」で、
わいわいがやがやとくだらないことを話して、
今度あれしましょうよとかいったことが、
ほぼなくなってしまったわけですね。


休日は、ひのじさんと過ごすことが多いのですが、
お互いに労働で疲れてしまっていて、
小説教室に行く以外、朝から晩まで、
ぐったりと横たわっているだけのことが多く、
おもしろの生産性の点からも、
横たわるアラサーという我々のシチュエーションの他に、
おもしろが発生していない状況となっており、
これもどうにかしないとねと思いました。


で、ようやくなんとなく落ち着いてきた感じもありますし、
本を読むことだけは淡々と続けてきてきましたので、
これからは実行フェーズにシフトしていこうと思いました。


といっても労働のために、おもしろがなくなって、
いいことないわーというわけではなく、
異動してから非常にいろいろ勉強になっているのは、
決済とかお金に関する具体的なところや、
ルーチンでない仕事の進め方について取り組めているからで、
そこが僕にとても足りていなかったことなのでは
と思っているのでした。


リアル桃鉄とか、ブログで変なことをするのは、
反射神経的な発想とか表現だけで、一発盛り上がっても、
時間とともに静かになっていってしまうのでして、
このやり方だと、それ以上のことができないのではと、
この年(三十三)の前後でようやく気付いたのでした。
ビルを建てるのに土台からしっかり作るみたいにしたい。
これまでは砂の城のようなものだったのかもしれない。


詩のようなインスピレーションの結晶のような短いものも
魅力的ですが、小説は、長い。百枚とか二百枚とかある。
詩を書くような気持ちで始めて、百枚も書けない。
そんな長くなったら、詩じゃないのか。散文?
とにかくその論理が重要だと思ったのでした。
発想、表現、論理。右脳と左脳、芸術と生活。
バランスよく、したたかに、たのしく、やっていきたい。