雑記

もう12月をすぎてしまって、早い。すごい早い。
いろいろあったのだけど、すぐに書かないから忘れてしまう。

文学フリマは無事におわりました。
ブースに来てくださったみなさん、ありがとうございました。
うれしかったです。
「突き抜け10」は通販していますので、
読みたい方は買ってくださいませ。
こちらから買えまして、フォームが送信されますと、
ぼくが封筒に入れてひとつずつ郵送します。docs.google.com
お金は銀行振込みの口座をメールしますので、
そこへお願いします。ぼくは短篇を10書きました。
力を抜いて、書きたいように書いたので、すがすがしいです。


最近、WEBライティングの本を読みました。これです。

SEO対策のための Webライティング実践講座

SEO対策のための Webライティング実践講座

ホームページだったころから数えると、
もう15年くらいこういう日記を書いていて、
いまごろWEBライティングについて読みました。
仕事でサイトのアクセスを上げる必要があって読んだのですが、
なるほどなあと、いまさら思いました。


たしかにアクセスの多そうな記事は、
本にあったSEO対策(検索結果で上位に表示されるようにする)を
しているのだけど、どれも同じようなフォーマットで書かれていて、
調べていたことや興味のあることが載っていて、つい読んでしまう。
そう、読んで"しまう"のです。おもしろい感じはするけど、
読まされている感じと、読ましている側の何者かの懐に、
5円とか10円が入っていく感じがすごいするのが、
ちょっとなあと思います。あとそういう記事は、
振り返ると、おれたちの心には何も残っていない。


最近は、いかにもSEO対策のために書いてます的な記事の
導入の書かなきゃいけないから書いた感じが
丸出しになっている文章を見ると、
書く方も面倒くさそうで心が入っていないわ、
読む方も何も入ってこないわで、
これからうどん食べるぞって箸をもってから、首をぐるぐる回して、
そのぐるぐる回すのいらないだろというような感じとでもいいましょうか。

いまはこういうのがないと検索結果に上がってこないから、
仕方がないのでしょう。

2015年もいよいよ大詰め、クリスマスの予定は立てましたか?
今年の冬は五郎丸、イルミネーションで、彼女にプレゼントと鍋を贈ろう。
ボーナスも出た方も多いのでは? それでは、コタツでみかん、
ご利益のある夜景のきれいなデートスポット10選をお届けします。

みたいなキーワードをいれて、



なんか、急に眠くなってきました。
すみません、おやすみなさい。


https://www.instagram.com/p/-88zOVCwqx/
最近、中国で葉っぱを頭につけるように見せる
ヘアアクセサリが流行っているそうで、
付けてもらいました。日本でもはやると思うので、
これのキノコバージョンとか、旗バージョンとか
作りたいと思いました。

しーなねこメモ(雑記)

メモしていて、Twitterに書くには長いものを
ここに書いてみますね。

唐突に髪の毛を切りたくなる。
数日前から予約することはなくて、当日予約をして行く。
切りたくなるときは、すべてがもうイヤになったようなときで、
そういうとき頭髪はメチャメチャになっている。
自分で勝手に切ったこともあってバランスもおかしくなっている。
湿気で爆発している。

かつて、そのような状態で美容院へ行ったとき(風も強かった)、
「しーなさん、笑わせに来たんですか?」
といつも切ってくださるSさんに言われたことがある。
お坊さんが頭を丸めているのは、
毛に魔物が棲むからという話も分からなくもない
(そんな話があったかも分からない)。

そして、今日、まさに唐突に髪の毛を切りたくなった日でした。
Sさんにさっぱりさせてもらって、とても気分がいいです。
ありがとうございました。

パン工場でおはぎの箱詰め作業をしていたとき
「あなた話すの遅いけど、手は早いわね」
とおばさんたちに褒められた。
おはぎがコンベアの端から落ちそうになると巻き返して、
チームに貢献していた。
ぼくが社会的にもっとも価値を見出されていた時期である。

何かしていて、急に思い出したメモです。

かつてロックの象徴的価値観であった
「セックス、ドラッグ、ロックンロール」の、
ドラッグである「救心」を手に入れました。
九種の動植物生薬が循環器機能を改善し、
めまい、動悸、息切れに効果を発揮します。
過激なロックを陰で支えた救心は、
ロックの流行に欠かせないアイテムでした。

5日間ほど寝る前に救心を飲んでみました。
寝起きがよいような、いつもと変わらないような
そんな気持ちでした。

最近、中川政七商店の中川淳氏の
『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。』
『小さな会社の生きる道。』の二冊を読んだ。

老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道

老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道

奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり

奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり

ブランドの重要性について多く書かれていた。
このような本を読むと、
いちから自分で考えて何かものづくりをしたくなる
(うまくできるかわからないけど)。

企画の部署にいても、これまでの事業の延長と他社の動向から、
やることもできることもリリース日もだいたい決まっていて、
そのトレードオフの中での取捨選択と、
関係各所との調整がメインになって、
ブランドとかクリエイティブなことを考える時間がほとんどない、
という人が多いような気がする。

中川政七商店の本を読むと、
ものをつくるのにブランド作りは避けて通れないとある。

こんなブランドにしたい!という熱い思いがなければ、
様々な場面で判断がブレてしまう。
会社が一定の方向に向かっていかない。
こんなブランドにしたいという熱い思いが社内に浸透し、
みんながその熱い思いに沿って各部門で様々な活動をする。
そしてこの熱い思いが商品として、ショップとして形となり、
ようやく顧客に支持してもらえる

うまくいかないケースは、この逆をやっているのではないか。
とりあえず商品は出せるけど、熱い思いはないし、
共有するイメージもないので各部門がバラバラの価値基準で動き、
調整業務に疲弊してしまう。顧客には他社との違いがわからず、
伝わってくるものもないので支持されない。

いきなり真面目なことをメモしている。

五間の帰り道。、よって、
訳の分からない車にのぁて、
訳の分からない社製と暮らす。

酔って書いたメモのようです。

驚くべき快適さ

ことわざの語尾に
「しかも驚くべき○○で」
と付けるとapple製品っぽくなるぞというネタで、
「石の上にも三年。しかも驚くべき快適さで」
というのがあって笑った。と同時に、
これ、すごくいい言葉だなあと思ったのだった。


石の上にも三年もいるのは、つらい。
だけど我慢していれば何か成し遂げられる。
それが「驚くべき快適さ」でできるなら、
それに越したことはない。
つらいつらいと言っていたら、
石の上にいるだけで手一杯になってしまうだろう。


しかし、「驚くべき快適さ」だったら、つらくない。
それどころか、石の上にいたくなるだろうし、
いながらにして、別のことだってできてしまうかもしれない。
石に車輪をつけておけば、石の上にいながらにして、
遠くまで行けてしまうかもしれない。快適なままで。


ひとりで何人分もの大きな仕事を成し遂げてしまう人は、
もしかしたら、こういうことをしているのかもしれない。
だから、石をどれだけ快適に工夫できるかってことなのかもねー


しーなねこのブログに来てくれてありがとうございます。
みなさんの石(家や会社)はどんなかな。



なぜか、今日のダーリン風になってしまった。
(自分向けのメモを書いているうちにこうなりました)

ディッパーダンと私。気になるBGM。『横井軍平ゲーム館』を読んでいる。

昼休みに川崎ルフロンのフードコートにある
ディッパーダンでコーヒーを飲みながら本を読むのが、
いつもの過ごし方になって、半年以上経つだろうか。

店員の女性はぼくの姿を数メートル先に確認するなり、
ホットコーヒーを注ぐボタンを押して、レジの前に到着すると、
「百円です」と言って、すぐに出してくれる。
フタの上にミルクだけのせてくれる。
砂糖はいらないことも知っている。
ぼくは「どうも」としか口にしない。

女性店員は二人いて、ふたりともすべて察してやってくれる。
たまに新人がレジに立っていて、その背後にいつもの店員さんがいると、
新人がぼくに話しかけるより前に、コーヒーができていたりして、
何が起こっているのと新人が怪訝な表情をすることもあるが、
数回行くと、新人も「コーヒーですね」と言うようになる。
「昼に本を持った黒縁メガネの男が来たらホットコーヒーだからね」
情報共有がきちんとできているのだと思う。

メガネコーヒー

と呼ばれているかもしれない。それでもいい。

ディッパーダンは、実はクレープの店で、
9のつく日はクレープが全品290円になって、
列ができることがある。そういうときは忙しそうなので、
行かないようにしているのだけど、
うっかり行ってしまったことがある。
「座って待っててください! あとで持っていきます!」
と列のいちばんうしろのぼくに言ってくれたりした。

以前、百円玉がちょうどなかったので、
ディッパーダンの前を通り抜けようとしたのだけど、
店員さんに見つかると、コーヒーを注ぐボタンが押されるので、
見られないように顔を背けて横切ったり、またあるときは、
別の店でコーヒーを買ってしまい、
コーヒーを隠して早足で横切ったりした。

クレープは一度も食べたことがない。

今日も読書をしていたのだけど、
気が抜けるような気になるBGMが流れていて、
これまでにも何度かここで聞いたことがあって、
何の曲なんだろうと思って、曲を調べるアプリをダウンロードして、
使ってみたのだった。www.shazam.comw
周囲はBGM以外にも環境音が騒がしく、
赤ちゃんは泣いているし、肝心のBGMは小さく聞こえるだけだし、
こりゃ無理だろうと思いつつやってみたのだった。

結果、ある曲を特定したらしかったのだけど、
イヤホンがなかったので確認することもできずに、
昼休みを終えて業務にもどったのだった。

で、さっき、家でそれを聴いてみたら、
まさにこの曲だ! と少し感動してしまった。

ちなみにいま読んでいる本はこれ。

任天堂でたくさんのヒット商品を企画開発した
横井軍平氏の作品とインタビューが載っている。
すごくおもしろくて、力が湧いてくる。
枯れた技術の水平思考
という言葉は肝に銘じたいと思った。
昨今、新しい技術やノウハウや手法は次々に出てくるし、
O2OとかIoTとかなんとかマーケティングとか、
乗り遅れるな、追いかけないとと、混乱するし、
メールはたくさんくるし、交流は広くした方がよいとか、
何にでも手を出して取り入れようと、ついしがちだけど、
きちんと立ち止まって、枯れた技術で水平思考できるもの、
本当におもしろいことを突き詰めて使う必要があると思った。
その方がいいのだ。大騒ぎして振り回されて忙しそうにしても、
気づいたら、スタート地点からほとんど進んでいなくて、
振り回されずに着実に足場を確認しながら、
積み上げていった人のほうが遠くまで行っている。
最近そういうことをよく思うのだわ。
まだ半分しか読んでいないのだけど、何度も読み返したくなる。

稲田堤のたぬきやが素晴らしかった。

先週(8/11)のこと、多摩川のほとりで飲んだのだった。
会社のお盆休み直前で、有休を取る人も多く、
オフィス全体が夏休みムードになっている
(と、ぼくは感じていた)日、同僚のNさんと、
一時間ほど早く退勤したのだった。まだ明るい。

南武線で、川崎から稲田堤まで約三〇分。
下車して多摩川に向かって一五分歩いて土手を越えてすぐ。
たぬきやがある。
https://instagram.com/p/6PPQLFiwjE/
ここへ行くのが目的でわざわざ早退したのだった。
たぬきや、造りは海の家みたいで、居酒屋というか小屋というか、
もともとは多摩川で釣りをしたりする人たちが休憩する
茶屋だったみたいです。外に木製のテーブルとイス。
中は畳があったり、簡単なテーブルがあったり。
ぼくらが行ったときは、お客さんは四組ほどで、
二組は犬を連れてきていた。

屋根のない外の席について、瓶ビールを二本。
コップに注いで、ぐいっとやる。
川沿いで風が心地よく、なんといっても景色が最高。
大きな川を眺めながら、コップを傾け、
ふーっと息を吐いていると、体の芯から、
力がゆる〜っと抜けてリラックスしてくるのがわかる。
https://instagram.com/p/6Pz4D8iwuJ/
川の向こう側も、こちら側も、大きな建物がないところもいい。
離れたところには鉄橋があり、京王線カタンカタンと抜けていく。
いやあ、いいですねえ。
と言ったきり、ぼんやりと川を眺めて、
いやあ、話すことなくなりますね。
と。多摩川のゆったりとした流れで、緊張感がなくなりすぎる。

つまみに冷奴、モツ煮、焼き鳥。
こういうシチュエーションがメインっぽい店だから、
味はあまり期待していなかったのだけど、おどろいたのは、
かなりうまいということ。うまいですね! と笑ってしまった。
煮込みや焼きの加減がよくて、ビールによく合う。
犬がもっと近くにいたらさわりたかった。
さらに適当につまみと、酎ハイを二杯やるころには、
日が沈んで夜景モードに。この夜景もギラギラしていなくて、
本当によい。犬の散歩は入れ替わり立ち替わり。
よい感じに酔っ払いつつ、たしか二〇時閉店で、
さっと会計をして上がった。

帰りは武蔵小杉から横須賀線に乗って帰った。
Nさんともいろいろな話ができたし、
今度は誰か連れきましょうということになった。
ただトイレは汲み取り式なので、女子は連れて行けなさそう。

「たぬきや」って、名前もいいですよね。
たぬきが切り盛りしてやっていそうな雰囲気だし。
穏やかな夏のよい一日でした。