8月23日(日)
前回の日記で、飲みすぎないようにしようと書いて、
気を引き締めて日々をすごすようにした。
無印でスチールトレースタンドを買った。セールだった。
三千いくらかのものが、千円になっていたのだから買うっきゃないですよね。
小物とかを置けるちょうどこういう高さのスタンドがないかなと思っていた。
写真の右側にあるのがそのスタンドで、トレーは別売りでこれも千円だった。
横にして使っているが、縦置きにしても使える。買ってよかった。
8月24日(月)
脚本家の作道さんが来る。YouTubeのライブ配信。
10人で一文ずつリレーして短い小説を完成させるという企画。
最初の一文は社長に考えてもらってスタートした。
世界のどこかにあるというカルボナーラの樹を求め、僕らは集まった。
これが書き出しだった。各人の個性が色濃く出て、
ストーリーは想像もしない展開になり、爆笑だった。
配信後、明け方までハイボールを飲みながら歓談。
作道さんはこの頃、家に帰る気がなくなっている。
この空間が唯一の癒やしの空間となっているとのことだった。
それはよかったと思う。
ぼくはお酒を控えることに成功した。自分がとてもえらいと思う。
やればできる。が、昼の12時半まで寝てしまう。全員。
8月25日(火)
夕方に元プロボクサー(第41代日本スーパーライト級王者)の
井上浩樹さんが遊びに来た。
豚しゃぶ冷やし中華を作る。我ながらうまかった。
錦糸卵を作ったのに、さらに味付玉子までつけてしまったが好評だった。
プロボクサーに食べてもらえるものを作るというのは、なんかうれしい。
YouTubeのライブ配信を行い、その後ハイボールを飲み始める。
そして、ぼくはまたお酒を控えめにすることに成功した。すごい。
井上浩樹さんはマンガ・アニメ・ゲームを愛するオタクボクサーとして有名で、
マンガも描いているほど。明け方まで、マンガやアニメの話で盛り上がり、
ひと足先に眠る。
浩樹さん(28歳)に「しーなさん、自分より2、3歳上かと思っていました」
と言われよい気分になる。おすすめいただいたマンガ、
『SPY×FAMILY』『怪獣8号』は、しっかり読んでおこうと思った。
8月26日(水)
この日も昼に起きて、浩樹さんも一緒にピザを食べた。
あれだけ(角瓶をほぼ1本)飲んだのに、浩樹さんはケロッとしているが、
靴下の片方が消失して、片方だけ靴下を履いて帰っていった。
とても礼儀正しい方だった。
午後はきちんと仕事をする。
この日にかぎったことでなく、日々仕事をしています。
8月27日(木)
生活のリズムが逆転して、社長も毎晩3時頃までいるので、
始業時間が正午になっている。
正午から働き始めるので、20時頃まで何かしら作業をして、
20時からYouTubeのライブ配信をして、終わったら食事したりしている。
連日の飲みで社長もさすがに疲れたのか、早めにお帰りになったので、
ひさしぶりの夜の散歩。radikoで深夜ラジオを聞きながら、1時間半ほど。
Creepy Nutsの「オールナイトニッポン0」を聴いていたら、
唐揚げ棒の話題が出て、思わず買ってしまった。
しかし、ノンアルコールビールにしているところが、えらい。
唐揚げ棒なんて、ビールと一緒に飲んでこそのものだろうに、
それをオールフリーでやる。しかしながら、これもうまい。
アルコールだと、缶の半分をぐびぐびと一気飲みすることはできないけど、
ノンアルコールビールなら、一気飲みしても全然平気。
だから、喉ごしを存分に味わうことができるのである。
ノンアルコールビールいいじゃないか。
そんなことをしながら歩いていたら、道路にうちわの骨が落ちていた。
こんなにきれいに骨だけになるまで、紙をむかれるなんて、
いったい何があったのか。どうして道路に捨てられたのか。
ストーリーを感じるものは、エモい。
8月28日(金)
夕方に歌人の伊波さんが来て、
YouTube配信「エモいっ子クラブ」をした。
お便りもいただき(さがらっちさん、カナコさんありがとうございました)、
1時間やることができました。道に落ちていたエモいものや、
せっかく伊波さんと配信をするのだからということで短歌のコーナーなど。
配信のあと、炒飯を作った。大量にいっぺんに作ったので
やや焦げたが、まあまあうまかった。みんなで食べる。
伊波さんを東京駅まで徒歩で送る。
帰り道、運動のためやや遠回りをする。
癖になってしまったのか、ファミチキを食べてしまう。
しかもビール。
ノンアルコールビールいいじゃないか、と思った翌日である。
8月29日(土)
チケットをもらったのでどうですかと、YUさんにお誘いいただいて、
東京都写真美術館へ。「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」
写真・映像で表現をされている5組6名の新進作家の作品展。
鮮やかで美しい桜の写真は、びっくりするぐらい輝いていた。
中国の氷まつりの写真。国境の人々の写真。少女たちの写真。
写真館を営んでいて東日本大震災の津波で亡くなった父親の写真。
どの作品も美しくて、感心したり、思わず噴き出したり、
じーんとしたり、考えたりした。行ってよかった。
そのあと「67餃子」へ行き、ビールやハイボールで、
鉄鍋餃子や焼きラーメンなどをいただいた。うまい。
日本酒が飲みたくなって「源太郎商店」へ。
日本酒飲み放題、1時間1000円。雪の茅舎、れいざん、春鹿、
他にもうまいうまいと飲んだ。抑えきれなかったが、
二日酔いにはならなかった。えらい。
8月30日(日)
山中たろうさん(先週遊びに来たミオさんの旦那さん)の
絵を見るために、新宿の伊勢丹へ。たろうさんの在廊中をねらって行った。
たろうさんの絵を生で見るのは、2017年のタカシソメミヤギャラリーぶり。
森邦保さんとの二人展。テーマはサッカー。
森さんが賑やかでかわいい感じなのに対し、
たろうさんはクールでエモい。
この葉書を見ると一目瞭然。左が森さん、右がたろうさん。
点のように描かれているのが選手とボール。
ぼくは部屋に物が少ないタイプなので、ミニマルなたろうさんの絵が好きで、
買うとしたらたろうさんのだなとしばらく迷ったのですが、
一発儲かってから買いたいと思いました。
夜に散歩をする。このまえ閉店後の銀座のGAPで、
クマのぬいぐるみが黄昏れているのを見たのだけど、
別の場所でもクマが佇んでいるのを発見した。
ひとはなぜ、でかめのクマを密閉された空間に置くのだろう。
こんな本でも出ているのではないかと思う。
この画像を作っていたら、夜中の3時になっていておどろく。
ちなみにGAPのクマは、別の日に見たらくつろいでいました。
もしかして、ツイートを見られたのかも。